東レインターナショナル スマートフォントレシー Z1515-SPTI-G305

最も有名であるトレシーシリーズのスマートフォン用クロスを検証してみたいと思います。




(検証前のお約束)
基本的に耐久性等に関しては使い込んでいかないと正確な判断が出来ない事から耐久性等に関しては後日に記載したいと思います。同時に使い込むことで見えてくる性能等も後日記載を基本とさせて頂きます。



【10段階評価です】

<1>油分除去性能
☆☆☆☆☆☆

<2>使いやすさ
☆☆☆☆

<3>精密機械への使用安全性
☆☆☆

<4>自己発塵の少なさ
☆☆☆☆☆☆

<5>コストパフォーマンス
☆☆

<6>耐久性
現時点では未検証だがとにかく薄いので使い方次第かと。

<7>個人的オススメレベル
☆☆
これはネタばれになってしまうかもしれませんがスマホトレシー、タブレットトレシー、TVトレシーではTVトレシーがコスト的に、また性能的には多少TVトレシーは他のトレシーに比べると油分除去力が特性的に多少弱いと感じるケースもありますがトータル的に一番です。詳細は避けますがタブレット眼鏡トレシーが繊維サイズ2ミクロン、素材もポリエステル100%で違いがありますが体感できるような違いが無いことも含めてトレシーシリーズを買うならTVシリーズを買うことをお勧めします。


それでは言わずとしれた東レスマートフォントレシーZ1515-SPTI-G305を検証してみたいと思います。


すでに先の評価でトレシーシリーズに答えを言ってしまったのでそれさえ知っていれば次のタブレットトレシーについても見なくても良くなってしまいますが一応紹介します。



外観です。

メイドインジャパン

まぁ東レですからね。


裏面



TVトレシーと同じでトレシーZを使用しているそうです。因みにタブレットトレシーはうや眼鏡トレシーは繊維がトレシーZではありません。


また長繊維を使用しているので毛羽が出ずに薬品処理をしていないので長く使用できて洗って繰り返し使えるそうです。




開封してみます。



小さいですね。


150×150mmしかありません。

そしてこのサイズで327円もします。


ここで参考までに。


TVトレシーMサイズ  400×250mmで654円
タブレットトレシー   250×200mmで605円
そしてスマホトレシー  150×150mmで327円



タブレットトレシーほどではありませんがこのスマホトレシーも高いです。


このことから性能に大きな差がないのでトレシーを買うならTVトレシーをお勧めしています。



本題に戻りましてこのスマートフォントレシーZ1515-SPTI-G305を触った感覚としてはTVトレシーより半分程度薄く長い繊維で編まれているのが解るような肌さわりです。



クロス表面です。



さらにアップ。



TVトレシーとの違いが顕著ですがTVの液晶のようにグレア、ノングレアで分かれていることを想定していないのかもしれません。またTVトレシーの場合、TV液晶はスマホ液晶と違い繊細なのでクッション性を出していてますのでその辺りもスマホトレシーとTVトレシーの違いなんだと思います。


簡単に言えば普段から触る液晶と触らない液晶の差かと。


またTVトレシーと比べると半分程度の厚みしかありません。


下の黒いクロスがTVトレシーです。


それではハイテククロスの真骨頂とも言える指紋等の油膜除去能力を試してみたいと思います。



汚らしいXperia Z Ultra SOL24の液晶を拭きたいと思います。
※指紋防止フィルムを張ってます。




拭いてみた最初の直感。



特性的に同じトレシーZでもスマホ液晶とTV液晶の違いによりTVトレシーよりは多少油分除去能力が高いように感じます!!




【まとめ】
今回のスマートフォントレシーZ1515-SPTI-G305ですが確かにスマホ液晶に特化したような側面は感じましたが価格的にみても、またスマホと一言で言っても保護フィルムを張るのが一般的なので様々な液晶に対応できる事を考えるとこの製品はお勧めできません。

このことからトレシーシリーズを使用したいのなら柔らかい液晶面への使用を考えているTVトレシーが一番お勧めでもあります。