超極細繊維・高級クリーニングクロス

amazonクリーニングクロス売れ筋ランキング入りの超極細繊維・高級クリーニングクロスであるWIPING CLOTHを検証してみたいと思います。



(検証前のお約束)
基本的に耐久性等に関しては使い込んでいかないと正確な判断が出来ない事から耐久性等に関しては後日に記載したいと思います。同時に使い込むことで見えてくる性能等も後日記載を基本とさせて頂きます。



【10段階評価です】

<1>油分除去性能
☆☆☆☆☆☆☆

<2>使いやすさ
☆☆☆☆☆

<3>精密機械への使用安全性
☆☆☆☆☆

<4>自己発塵の少なさ
☆☆☆☆☆

<5>コストパフォーマンス
☆☆☆☆☆☆☆☆

<6>耐久性
現時点では未検証だが自己発塵性は初期の使用感覚では低いが繊維を爪で摘む事が出来てしまい引っ張ると繊維が抜けてしまうことから使用方法によっては早期で劣化する可能が高い。

<7>個人的オススメレベル
☆☆☆☆☆☆
400x500mmもありとにかくサイズが大きい!性能も中の上レベルはあるので仮に耐久性が悪くても良しと出来るかもしれない。




それでは細かい検証を開始するが今回検証するがこのWIPING CLOTHはAmazonのクリーニングクロスで上位にランクインする人気商品とのこと。


Amazonの場合、アフィリエイトステルスマーケティングの温床になっていることからあまり目立つ製品の評価等は当てにしないようにしているのだが実際にはどうなのでしょうか?


外観はこんな感じです!




エコ包装とのことだが私はパッケージングにお金をかけるぐらいなら少しでも良いものを安くとの主義なので悪くはありません。



裏面。




このWIPING CLOTHはミクロンと言う宣伝文句を使わないでデシテックス:dtexを使用しておりまた自己発塵が少ないクロスのようだが静電気除去機能は付いていないようだ。



開封して広げてみます。




でかい!



400x500mmもあるのでハイテククロスとのジャンルの中ではトップクラスのサイズではないでしょうか!




触った感覚としては多少引っかかりを感じるようなドライな感じです。



それではクロス表面。





さらにアップ。



何だかグチャグチャ的な表面ですがあまり表面密度は高くないように感じますが見た目的な汚れかき出し性能は高いようにも見受けられます。



あとこのWIPING CLOTHは厚みとしては2mmあるとのことなので比較的厚い部類に入るかと思うのですが良く見るとこのクロス、2枚のクロスを貼り付けて1枚にしているように見えます。


糊で貼り付けしているのかエッジが硬く張り付けによる個体差なのかもしれませんが裏表のクロスの繊維に違いがあります。


画像で見てみましょう。


硬いエッジ。




アップしてみます。




真ん中に芯のようなものが見えます。



さらにアップしてみましょう。



私には接着剤に見えるのですが中心が芯があるように硬い感じです。


正面からのアップを見てみましょう。




貼り付けしているようにしかみえません。


そして芯?接着剤?があるので2mmの厚みがあると言ってもちょっと違うように感じます。



また先ほど言った通り、2枚を貼り付けしているからなのか裏と表で繊維の状態等が違うと書きましたがこの画像をご覧下さい。


ちょっと説明が難しいのですが片側に繊維の起立が無く薄くなってるように感じボリュームが全然違います。



このあたりが性能にどのように関係してくるかわかりませんがハイテククロスだからこそこのような微妙な個体差は簡便してほしいのが本音でもあります。


そして貼り付けしてある接着剤の問題なのかはわかりませんがクロスとしてのしなやかさはあまりありません。



それではハイテククロスの真骨頂である指紋等の油分除去能力を汚らしいXperia Z Ultra SOL24の液晶で試してみたいと思います。
※指紋防止フィルムを張ってます。




拭いてみた最初の直感。



意外と高い油分除去能力!



個人的な意見で言えばミクロディアまでは届かないけど近い感覚!


サイズが大きく常にフレッシュな面で使えることを考えたら総合的な油分除去能力はミクロディアより高いと言えるかもしれません。


その他、ガラス、ギターやカメラのレンズ、眼鏡レンズやOA機器に使用してみたが悪くありません。



【まとめ】
総合的に悪くないクロスである。

価格としては2000円近く高額な部類に入るがサイズがトップクラスであることからコストパフォーマンスは高いと思います。
しかしながら自己発塵性への懸念が拭い去れない事とクロスのエッジが硬い事から仮にクロスを重ねて使用している時にエッジを擦りながら使用すると車の塗装のような柔らかい素材には傷が入る可能性が高く感じ、耳を縫ってあるクロスやラベルがあるクロスより場合によっては素材への傷懸念の大きさが拭い去れません。以上のことからコストパフォーマンスは高いと思うが繊細な素材への使用の際にはエッジに気をつけるのがベストかと思います。