春日 キョンセーム 本革クロス
このクロスは今回検証しております人工クロスではない天然クロスありそもそものジャンルが違うのですがスマートフォン画面の指紋等の油膜落としに長けてるとのことでありもの凄く評判がよいことから検証してみたいと思います。
(検証前のお約束)
基本的に耐久性等に関しては使い込んでいかないと正確な判断が出来ない事から耐久性等に関しては後日に記載したいと思います。同時に使い込むことで見えてくる性能等も後日記載を基本とさせて頂きます。
【10段階評価です】
<1>油分除去性能
☆☆☆☆☆☆
<2>使いやすさ
☆☆☆
<3>精密機械への使用安全性
☆☆☆☆☆
<4>自己発塵の少なさ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
<5>コストパフォーマンス
☆☆☆☆☆☆
<6>耐久性
現時点では未検証だが育てていくクロスとのことで今後の検証とさせて頂きます。
<7>個人的オススメレベル
☆☆☆☆☆☆
キョンクロスはメーカーからの『人工クロスと比較できるものではない』と言っており、確かに人工と天然では比べることは出来ないが本ブログは単純に実用範囲内で使いやすいか使いにくいか、性能はどうなのか?それを検証していることから人工、天然は問わないようにしてます。その感想としては使い方に癖があり慣れるまでは使いにくかったりマメに洗わないと油分の再付着が強いこともありますが歴史ある製品として応援の意味をこめて☆6つにさせて頂きました!
それでは検証をしますがこのキョンクロスはあまりにも有名ですよね!
ハイテククロスを探している人なら一度は見たことがあるかと思います。
(詳しくは長すぎるのでメーカーホームページを見て下さい)
そしてメーカーホームページを見たことがある人はある意味で言えばすごい強気な文言で宣伝をしてます。
物事には『絶対』はないと思っている私からすれば、実際に使用して思ったことを言えば突っ込みどころが満載ですが歴史ある品であり特定の場合によっては唯一無二とのことが当てはまるかもしれませんが実用範囲内ではどうでしょうか。
検証してみたいと思います。
外観です。
すごい!PHコントロールも出来るとのことで文字だけ見るとまさに夢のようなクロスです。
裏面です。
加脂と除脂能力があるそうです。
また塩素吸着、無傷研磨が出来るとのことで塩素吸着はわかりますが無傷で研磨は物理的に不可能かと思います。
吸水性能が高いそうです。
後日検証してみましょう。
静電気除去能力もあるとのことですがどのようなメカニズムなのでしょうか。
塩素除去以外も出来れば科学的な根拠を解りやすく説明してほしいです。
開封してみます。
サイズは210×190mmで中版サイズです。
中にはキョンの歴史等が色々と書かれていますがこの当たりはメーカーホームページをご確認下さい。
またこのキョンクロスは表と裏では性能が違うようで印があるほうが表面で主に油分除去などへの使用。裏面がホコリなどを取るようとのことです。
その他、キョンセームのお手入れ方法が書かれた説明書が同封されてます。
中の一言。
『育てていくクロス』
夢のある言葉ですね。
私も財布等が本皮なので育てると言う言葉には共感出来ますが風合い等の育てでははなく性能面での育てになることを期待します。
触った感触としては皮ですね(笑)
使用前に良く伸ばしてから使用してくれとのことです。
またこのキョンクロスは初期段階では性能が90%程度で洗っていくたびに性能がアップするとのこと。
今後が楽しみです!
それでは表面です。
さらにアップ。
これが天然の皮なんですね!
はじめて見ました。
ついでにホコリ取り用の裏面のアップです。
キメが細かいですね。
人工繊維ではキメが細かいことが除去力が弱いになりませんが天然だとそのままでイコールなのでしょうか。
育てていく天然クリーニングクロス!
指紋等の油膜除去能力を試してみたいと思います。
汚らしいXperia Z Ultra SOL24の液晶を拭きたいと思います。
※指紋防止フィルムを張ってます。
拭いてみた最初の直感。
すごい引っかかって拭き難い!!傷が入りそうなほどのすごいグリップ!なので当たり前ですがしっかり油分が落ちます!
実際にグリップが強すぎて軽く傷が入ったようにも見えます。
またキョンクロス。
油分の再付着がかなり強いです。
一度拭いたクロスでもう一度拭くと・・・
簡単に油分が再付着してしまいます。
この問題はキョンクロスだけではなくハイテククロスでもよくあることですがそれでも再付着が強いです。
2回3回程度スマホをふいただけでこれなのでマメに洗わないとなりませんしが陰干ししないとならないので乾燥に非常に時間がかかります・・・
ホコリ取り専用の裏面の油分除去能力を一応見てみます。
駄目ですね。
油分を拭ききれません。
【まとめ】
育てるクロスとしてはとても夢があります。
なのでメーカーが言うとおり人工クロスと比較するものでもありませんし管楽器のようにオイルフィニッシュしているような製品には多少だとしてんも加脂出来るクロスが良いのかもしれません。それでも・・・総合的な面で見てしまえば・・・おそらくほんね数年前までは人口クロスを大きく凌駕していたのかと思いますし加脂と言う一点に関しては人工クロスでは太刀打ちできませんしPHコントロールも出来ません。
しかしながら技術の進歩でよりよい製品が沢山出てきてますことから用途に応じて使い分ければベストなのだと思います。
まだ全ての人工クロスを検証しておりませんが最高の人工クロスとこのキョンクロスがあれば最強なんだと思います!
【追記】
一回目のお手知れである40度程度のお湯で優しく極力薄めた中性洗剤(1リットルに3滴)程度で手もみ洗いをして陰干し、適度に乾燥した状態で揉んで完全乾燥させてものを再度スマホに使用したが粉が非常に多く舞うようになってしまいアレルギー持ちの私はクシャミと咳が止まらなくなってしまいました。
硬化処理剤の影響でしょうか・・・
アレルギー持ちの方は気をつけて下さい。
また初回時では超ハイグリップだった表面のグリップ感がなくなり、同時に油分除去力がかなり弱くなってしまいました。
ハイブリップが故の油分除去能力だったのでしょうか?
また面白いことにスマホ液晶等の場合ですとホコリ取り側である裏面のほうが油分除去能力が高くなってしまいました。
個体差やタイミングなのかもしれませんがもう少し様子をみてみたいと思います。
そして説明書にも記載がありましたが硬化処理剤た落ちて一回の手洗いで形がダダ崩れせ正方形ではなくなりました。