ミクロディア

世界のプロカメラマンが認めたハイテククロスことミクロディアをご紹介します。




(検証前のお約束)
基本的に耐久性等に関しては使い込んでいかないと正確な判断が出来ない事から耐久性等に関しては後日に記載したいと思います。同時に使い込むことで見えてくる性能等も後日記載を基本とさせて頂きます。



【10段階評価です】

<1>油分除去性能
☆☆☆☆☆☆☆☆

<2>使いやすさ
☆☆☆

<3>精密機械への使用安全性
☆☆☆☆☆☆☆☆

<4>自己発塵の少なさ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<5>コストパフォーマンス
☆☆☆☆☆

<6>耐久性
現時点では未検証だが自己発塵性は低いがクロスとしての柔軟性が悪いように感じることから洗濯を繰り返すことでどうなるかがポイントかも。

<7>個人的オススメレベル
☆☆☆☆☆
これは油分除去能力が高いハイテククロスの宿命だが油分除去能力が高いクロスは逆を返せば油分の再付着が必ず懸念され付きまとう。常にフレッシュな面で使用しない事にはハイテククロスの恩恵を感じにくいことからサイズが200×220mmで小ぶりのミクロディアは微妙であると感じる。ただし高い油分除去を格安で体感したいのならお勧め!





それでは細かい検証を開始するが今回検証するミクロディアのキャッチフレーズ・・・


『世界のプロカメラマンが認めたハイテククロス』


との強気な言葉がパッケージに記載してある。



当然ながらそんな強気な発言をされれば嫌でも期待してしまうのが人の性だと思うのだがパッケージングはこんな感じだ。



やっぱりキャッチフレーズは重要ですね!


そしていつも思うこと。。。


世界のプロカメラマンって誰だ?


それはさておき裏面。




流石カメラ用と言うことで静電気シャットアウト機能がついてます!はっきりいって静電気対策をしていないクロスで精密機器を拭くことは論外だと思ってます。


そして繰り返し洗うことが出来るとのこと。



さっきも書きましたけどハイテククロスはマメに洗って常にフレッシュな面で使用しないとなりませんので何度も洗えるのはハイテククロスと名づけるなら基本的なことだとおもいます。





それでは開封して広げてみます。








小さい!!!




ただせさえサイズが200×220mmで小版サイズなのにフチを縫ってしまっていますしロゴを入れたりネームがあることからさらに小さく感じます。




ミクロディアを触った感覚としてはスベスベしていてキメが細かい感じで気持ちよい風合いです。厚みは通常レベルの1mm程度でしょうか。



クロスの表面。

繊維を起立させているので光沢があるような感じですね。



さらにアップしてみます。




繊維が細かいように感じます。

油分除去能力が高いのも頷けます。





それではハイテククロスの真骨頂である指紋等の油分除去能力を汚らしいXperia Z Ultra SOL24の液晶で試してみたいと思います。
※指紋防止フィルムを張ってます。



そして拭いてみた最初の直感。


除去力はそれなりに高い!!!!



10往復もすればここまで綺麗になります!


カメラのレンズやメガネのレンズ、ギターや液晶画面等で一通り試しましたがかなり高い油分除去力があります。


カメラとのキーワードを出してるので自己発塵性もほとんどありません。


ただ残念なことにサイズが小さいことと厚みが通常サイズであることから直ぐにクロス面の油分が飽和してしまい、再付着現象が発生してしまう為、はっきり言えばカメラのレンズ程度しかまともに拭くことが出来ませんので窓ガラス等の広い面には向きません。また耳を作ってあり、ラベルやロゴ印刷もあることからミクロディアは黒いピアノややわらかい黒い車の塗装には向かないクロスだとおもいます。




【まとめ】
繰り返しになりますけどサイズが小さいことからの汚れの再付着問題。そしてクロスに耳やラベルやロゴ印刷をしてしまっていることから傷が入りやすいブラック等の素材への使用は注意しなくてはなりません。


そしてこの耳とラベルとロゴ・・・


カメラ専用クロスを謳うならレンズの傷原因にもなりますので改良したほうが良いとおもいます・・・


油分除去能力が高い反面、非常に残念なポイントでもありました。